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ブログ移転しました。お世話になりました。


by shizuku0511
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念願の草津宿本陣へ!!

 あっという間に、滋賀・京都へプチ旅行に出かけてから
 一週間が経ちました。
 やっと草津へやってきました。

 草津宿は、東海道五十三次の、江戸から数えて52番目の宿場町。
 東海道と中山道の分岐点でもあることから、
 江戸時代には、本陣二軒、脇本陣二軒、旅篭屋は七十軒ほどあったそうで、
 賑わっていたとのことです。
 (分岐点を示す碑が本陣の側にありました。)
念願の草津宿本陣へ!!_a0042236_22552768.jpg

 現在、国の史跡として指定されている「草津宿本陣」は、
 江戸時代から存在していた「田中七左衛門本陣」の敷地、建物を、
 現在に伝えています。
念願の草津宿本陣へ!!_a0042236_22472394.jpg

 駅からは徒歩5分くらいの場所にあります。



念願の草津宿本陣へ!!_a0042236_22575494.jpg


念願の草津宿本陣へ!!_a0042236_22582465.jpg

 残念ながら、建物内部の撮影は禁止だったのですが、
 非常に見ごたえのある建物でした。
 私たちのほかに、見学している方が少なかったので、
 ゆっくりと心行くまで見学することができました。

 草津宿本陣で、どーしても見たかったもの。
 それは、土方さんの名前が書かれた、大福帳(宿帳)。

 慶応元年(1865年)5月9日、
 江戸で隊士募集を終え、京へ帰還する途中の、
 土方さん、伊東甲子太郎、斎藤一、藤堂平助ら一行は、
 この日、田中本陣他に分宿したと伝えられています。

 展示してあった大福帳には、確かに土方さんの名前が!!
 いやあ~、もうこれが見られただけで、ここに来てよかった!!
 こうして残っているものを眺めているだけで、
 土方さんの息吹が感じられるようで、嬉しいです。
 「ああ、確かに、この人は、ここに存在していた」のだ、と。

 その他にも、あの「忠臣蔵」で有名な、
 浅野匠守と吉良上野介の名前が書かれた大福帳も展示されていました。

 屋敷内部は、建坪468坪、部屋数30室以上ということで、
 とっても広く、当時の本陣の様子が、よく分かるようになっています。

 中でも、気になったのは、お殿様用のお風呂。
 当時の日本人の身長は、大体150センチ台くらいだったと思うのですが、
 展示してあった風呂桶は、かなり丈が高く、
 そのまま中に入るとすると、立ったまま入らないと、ムリ。
 どうやって入ったのかな~?

 建物の内部は、クーラーなど効いてなく、
 その代わり障子やふすまが開け放してあったのですが、
 風通しがよくて、涼しかったです。
 oriveaっちから、どうして日本家屋はクーラーがなくても涼しいのだろうか、
 と聞かれましたが、私には理由はよく分かりませんでした。
 もともと蒸し暑い国だから、そういう造りになっているのか、
 木や紙といった日本家屋特有の素材が、そうさせているのか?
 ご存知の方がいらしたら、ぜひぜひ教えてくださいませ。

 全国の本陣跡へは、
 日野宿本陣(東京 日野)、滝沢本陣(福島 会津若松)に続いて、
 3ヶ所目の訪問となりました。

 そうだ、会津の旅レポ、そのうち載せようかな~?
by shizuku0511 | 2006-07-30 23:43 | 滋賀・京都旅行記