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ブログ移転しました。お世話になりました。


by shizuku0511
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「風林火山」第五回を見た。

風林火山」第5回を見ました。

今回は、駿河国の内乱について、
今川家の兄弟と、山本貞久・勘助兄弟とを
上手く織り交ぜながら進行していたと思います。




山本貞久と勘助、二人の場面、とてもよかったです。
敵味方として戦ったけれど、やはり最後は兄弟だった。

一度は自分の命をも狙った兄を、逃がそうとする勘助。
幼いころ、弟に「強くなれ」と諭したことを思い出し、
「強くなったな」と昔を懐かしむ貞久。

貞久の表情が、最後に柔らかくなったのが印象的でした。

兄弟二人での立ち回り、
バックに流れる音が太鼓だけというのが、
お互いの心臓の音を表現しているかのようで、
見ているこちらもドキドキしました。
こういう場面を邪魔しない音楽は、見ていて心地よいですね。

話は変わって・・・
内野さんの「風林火山」の漢詩の朗読から始まるOP格好いいですよね~
もともと内野さんの声ってステキだな~と思ってたので、
「疾きこと 風の如く・・・」と
毎週OPで内野さんの静かな語り口が聞けるのが嬉しいですね。

この朗読のバックに流れる静かな音楽が、徐々に盛り上がり、
タイトルが現れると同時に、扉が開かれて疾走するようなスピード感のある音楽。
格好いいです!!

この題字を書かれたのは、書家の柿沼康二さん。
先日の土曜スタジオパークでも紹介されていましたが、
まだ30代の新進気鋭の書家さんのようです。

書家というのは、1枚書いたらそれで終わりかというと、全くそうではなく、
思ったような字が書けるまで、何枚も何枚も書くのだとか。
今回、この題字を書くために、200枚も書いたんだそうです。
「風林火山」を書くためには、
実際に「風」、「林」、「火」、「山」にならないと書けないのだとか。
書家は文字の演出家、プロデューサーのようなものであるともおっしゃってました。
今回の題字が、柿沼さんの演技。
OPの題字を見ることで、柿沼さんの演技を見て欲しいとのことです。

また、柿沼さんは、「風林火山」以外にも、
OPのために4つの文字を書かれています。
曲の途中で登場する「空」、「水」、「花」、「土」です。

ちなみに、第一回放送から見ていて気になっていたのは、
「花」の文字が現れるときの登場人物紹介が、必ず女性であるということ。
第1回~4回は、ミツ、5回はありませんでした。

次回はいよいよ武田晴信の正妻・三条夫人が登場のようなので、
ここでは池脇さんのお名前が紹介されるのでしょうか?

・・・ということで、本編はもちろん、
OPにも注目して見ていきたいと思っています。
by shizuku0511 | 2007-02-08 00:11 | TV番組